タイ日野販売
トラック・バスの販売及びアフターサービス
モノとヒトの流れを支えて55年
愛すべき“働くため”の車
日野の商用車(トラック・バス)がタイの地を走り続けて55年。物流の核となるトラック・トレーラーにおいて、小型・中型・大型と用途に合わせた幅広いサービスを展開する。中でも大型はタイ国内で半数を占め、No.1のシェアを誇る同社の顔だ。
「大事なのは性能がいいこと、壊れないこと。そして、壊れた後の対応が迅速なこと。弊社はレスキュー隊を各拠点に備え、24時間コールセンターが稼働しています。緊急時の体制も万全です。販売後に、いかにお客様の役に立つサービスを提供できるかが、業界トップを誇る“日野ブランド”を維持できる秘訣です」と中村社長。商品はもちろん、定期メンテナンスやGPS機能「iQsan(いっきゅうさん)」搭載、経年劣化した車のエンジンを蘇らせるサービスなど、販売後の多様な“トータルサポート活動”が、日野が選ばれる由縁でもある。そのひとつが、2014年から始めた「日野スマートドライバートレーニング(HSD)」研修だ。運転技術の向上を目指し、チャチュンサオのトレーニング場にて安全、省燃費運転、夜間走行、日常点検など正しい技術を学べる機会を無料で提供(スタッフを派遣し、地方でも開催可能)。来年はフォークリフト研修なども加わる予定だという。
一方、バンコク大量輸送公団(BMTA)と40年に渡って提携し、同社が提供するバスは日々バンコク都内を走り続けている。現在、燃費が半減となるハイブリッド型車両を試験中。人にも環境にも優しい1台を考慮する姿勢が、同社のさらなる信頼と実績に繋がるだろう。
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- ①同社の売れ筋No.1。2015年に12年ぶりのフルモデルチェンジを図った中型トラック「VICTOR」の創業55周年記念モデル
- ②「販売して終わりじゃなく、むしろその後が大事だと考えています。お客様の役に立つ、日野が愛されるサービスを日々提供していきます」(中村社長)
- ③ドライバーの運転技術を高めるトレーニングセンターを14年に開始。「事故を減らしたい」「燃費よく走りたい」など顧客の声に応え、無料で研修を提供