プレス金型設計・製作及び修理、メンテナンス
サンヨーエンジニアリング タイランド
“人と技術で繋ぐ”
あらゆる顧客ニーズに対応
1964年創業、二輪用のディスクブレーキや自動車向けプレス金型製造で定評のある「サンヨーエンジニアリング」。長年培った技術を世界に広めるべく、2013年にタイ現地法人を設立。同地では、60〜500tまでの単発・順送・トランスファー各種プレス金型の設計・製作をメインに、プレス金型による量産、修理・メンテナンスまで、一貫して手掛けている。
日本同様の設備環境に力を入れており、ハイテク時代に対応する最新鋭の機械設備を導入。多様なニーズに応えると同時に、高度化・高効率・スムーズ化を徹底している。
3Dデータからブランク形状や絞り条件を解析後、その結果を元に3Dでプレス金型を設計。事前にシミュレーションを行い、部品形状等に問題がないかを確認した後、高速マシニングセンタによる高精度な加工を実施。実際にプレス機でテスト加工を行った後、三次元測定機で測定して品質を保証。日本での実務経験3〜4年、エンジニア歴5〜12年のベテランのタイ人エンジニアを筆頭に、高い品質のプレス金型を製作している。
「今後は、設備を生かした大型金型にも力を注いでいきたいと思っています。また、タイ製造業の未来を担うタイ人エンジニアを育て、確かな技術と共に、一層お客様との信頼関係を築いていきたいです」と山本健詞ゼネラルマネージャー(GM)。
毎年開催されている「FNA ものづくり商談会」へも3年連続で参加し、各方面から好評を得ている同社。
日々進歩する技術革新の中、常に時代の流れを予見し続ける同社に期待したい。
- ①2017年6月に導入、高剛性フレームの動的精度の高い「500tメカプレス」
- ②高精度・高生産性を追求した門型五面加工機
- ③一型ずつ手作業で行うポリッシング
- ④ベテランでしか成せない技術で金型を微調整
- ⑤山本GM
※この情報は2017年10月現在の取材を元にしています