コイルラインのスリッターラインやレベラーラインなどの製作・販売及びメンテ
ソノダ タイランド
コイルラインのプロだからこそのソフト開発
大阪で40年強、スリッターラインやレベラーラインといったコイルラインを構築・提供してきた「園田エンヂニアリング」。同社は、このほど「コイルセンター業務に劇的な改善をもたらす」とのキャッチコピーで、同業務の改善ソフトウエア「SNDS(SND Online Support Solution for Coil Center)」を開発、販売した。コイルセンターでの加工状況や資機材の稼働状況はもちろん、スリッターで最重要ともいえる歩留り最小限の刃組を自動で算出する優れものだ。また、オンライン上で、ラインのメンテナンスもでき、トラブル内容もサーバーに記録されるという。「SONODA(THAILAND)」の松井副社長も「コイルセンターの業務はもっと効率化、簡素化、安全化、環境改善化など、課題は山積なんです。SNDSには園田が手伝える改善点をすべて組み込みました」と自信を見せる。
一方、主軸のハード面も、誰もが使いやすいラインを常に考え、製作してきた。そうした実直な姿勢が評価を高め、今日の実績につながっている。コイルセンター業界の加工、環境の変化が続く中、新たな武器(SNDS)を得たことで、ソフトとハード両面からの新提案ができる。まさにコイルラインのプロだからこその“真骨頂”だ。
22世紀に向けた技術開発日本と重要拠点である製造大国タイを忙しく行き来する園田エンヂニアリング兼ソノダ(タイランド)社長の小山俊一氏 |
※この情報は2017年11月現在の取材を元にしています