1965年、当時の皇太子・明仁親王(今上天皇)がタイを訪問されました。
魚の研究に携わっておられた親王は、プミポン前国王にティラピア(原産:アフリカ)50匹を寄贈。
前国王は「プラーニン」と名付け飼育されていましたが、成長が早く栄養価も高いことが判明したため、良質なタンパク源として国民に食用を勧められました。
しかし前国王ご本人は食されず、その理由を「子どものような存在を、どうして食べられるだろうか」と語られたそうです。
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