タイには、男性が一生に一度(短期間)出家して仏門に入るという文化があります。
出家してから、結婚し、家庭を持つというのが、タイ人男性の通過儀礼といわれています。
そのため、父母は息子の出家を願い、子も同じ気持ちで出家します。
また、昔は出家をすることで、父母が死後に天国に行けると信じられ、親孝行の意味もありましたが、最近は出家をしない男性も増えつつあるそう。
出家期間は2週間〜3ヵ月ほど。
そのため、タイの企業には「出家休暇(ラー・ブワット)」という特別な有給休暇があり、その間は、普通の僧侶と同じ生活を送ります。
俗世に戻る還俗(げんぞく)日に、吉日を選ぶのは幸せな生活を送るためだとされています。
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