雷にまつわるタイの逸話

タイの雨季が始まる6月。

鳴り響く雷には、昔から「海の天使と鬼が争っているため」という逸話があります。

雨季を祝い踊る海の天使たちに鬼がいさかいを持ちかけ、天使の一人が水晶で鬼を誘い出します。

対する鬼はダイヤモンドの斧を水晶に投げつけ、天使を追いかけているというものです。

水晶の光が稲妻、斧を投げつける音が雷だと伝えられています。この文学は、高等学校の国定教科書にも掲載されています。

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