タイ最大の面積を誇る「ウムパーン郡」は、ミャンマーに接する西部ターク県に位置する。総面積は約4325k㎡であり、バンコク都と比較すると約2.5倍の広さ。もとはカレン族が暮らしていたが、今ではチェンマイ県やラムパーン県など北部から移住してきたタイ族が暮らしている(しかし現在も郡内の地名は、ほとんどカレン語)。多くの住民は農業を営み、主な農産物はトウモロコシ、ピーナッツ、唐辛子、緑豆。自然が豊かであり、野生生物保護区にあるティーロースー滝はタイで最も美しいとも言われている。現在、保護区は世界自然遺産に登録され、タイの秘境として注目のエリアだ。
TIPS!
●有名な観光地は、ティーロースー滝、ピトゥグロー滝、ドイ・フアモッド山、バーンパラタ村
●メーソート空港から車で約5時間
☆Ranking
1位:ウムパーン郡(ターク県) 4325.4k㎡
2位:トンパープム郡(カンチャナブリー県) 3655.2k㎡
3位:バーンライ郡(ウタイターニー県) 3621.5k㎡
※2018年、編集部調べ