1881年、ラマ5世の時代にタイ国内ではコレラが大流行。当時はまだ病院がなく48区で仮の医療所が設けられたが、それをきっかけに「シリラート病院」設立を決意。1888年、チャオプラヤー川沿いにあるワンランエリアに開院した。病院として、タイ最大の敷地面積を誇り、その面積は東京ドーム4個分となる17.6万m²。タイの王室関係者が利用され、信頼も厚く、2009年から故ラマ9世が入院し、昨年崩御された場所でもある。 敷地の一角には「死体博物館」として日本人に知られている医学博物館も(入館料は200B)。
TIPS!
●ワンラン市場という有名で古いタイのマーケットすぐ近くにある。
●「シリラート」は病院の建設中に亡くなったラマ5世のご子息の名前。
☆Ranking
1位:シリラート病院 1888年
2位:ワシラ病院 1912年
3位:チュラーロンコーン 王記念病院 1914年
※2017年、編集部調べ