アユタヤ王朝時代の1548年に造られたと言われる王室専用の「スパンナホン御座船」は、全長46.15m、幅3.17m、深さ94cmで、総勢57人によって漕がれる。ラマ5世時代後期に新しく造り直され、ラマ6世時代の1911年に完成。今もなお使われている王室御座船は、特別な王室行事のみに使用される。プミポン前国王即位60周年の際には、王室御座船パレードが行われた。 船首には神話に登場する白鳥が彫刻され、中央には国王や王妃用の玉座がある。スパンナホンとは、「スパン(金)」「ホン(白鳥)」という意味。 ※「ナ」は接続の音 現在、タイの王室御座船は4隻あるそう。
TIPS!
●王室御座船は、王室御座船国立博物館に展示されている。
●入場料:外国人は100B。 営業時間: 9:00〜17:00(月〜日)。 休日は、12月31日〜1月1日、ソンクラン祭り。
☆Ranking
1位:スパンナホン御座船 46.15m
2位:アネーカチャート プチョン御座船 45.67m
3位:アナンタナー カラート御座船 44.85m
※2017年、編集部調べ