【バンコクハイジーン】VOL.13 : 鮮魚

常夏の国・タイ。バンコクは高温多湿であり、いつ夏バテ状態にもなるとも限りません。それに加え、慣れない海外生活や仕事のストレスなど、体調管理がとても重要になります。バンコクで体験できるちょっと変わった健康法(ハイジーン)。あなたのカラダにもいい変化が現れるかもしれません。
 


 
漁業大国のタイですが、昨今話題になっている違法労働や環境汚染を気にして、できるだけ魚を食べないようにしている人もいるようです。
しかし、漁業関係者全員が、そのような行為をしている訳ではありません。それを証明している団体の一つがGreen Net (www.greennet.or.th)です。
Green Netは、2013年からタイの南部4ヵ所で小規模の漁業プロジェクトを行っていて、そこで捕れた新鮮な魚介類を、バンコク都内で販売しています。魚を長距離運送する際には、鮮度を落とさないために化学薬品が使われることがあるのですが、Green Netはアイスパックのみを使用。また、現在12種類の魚を販売していて、質の高い魚を消費者に届けると共に、公正な取引を行うことで漁師に利益を還元しています。さらに、市場に出るまでの仲介取引がないので、消費者はかなり安く購入することができます。
このGreen Netの鮮魚を購入できる場所ですが、 以前ご紹介したバンコク・ファーマーズ・マーケット(bkkfm.com)もその一つ。毎月第2・第4週末の10時から18時は、ゲートウェイエカマイ1階の中央エリアでも販売しています。パラダイスパーク(www.paradisepark.co.th)のセリ・マーケット、ザ・ナイン(www.thenine.co.th)とラマ9のソイ42には、週末にショップが常設してあり、8時から18時まで開いています。店に行く時間がない人は、メールで入荷する魚のリストを送ってもらい、プリオーダーすることも可能です(pla.organic@gmail.com)。
おいしく安全に魚を食べながら、タイの海洋環境保存に貢献してみませんか?

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    ゲートウェイエカマイでも購入できます

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    日本人が好きなカニも

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    魚の保存はアイスパックで

※photo credit by indicate (Photos from Small-scale fishers – Organic Fisheries Products Project)

 

【Profile】
クリスチーネ剛田。世界各地を放浪の末、2009年からバンコクに居を構える。長年の長旅の疲れか、あるいは単なる老化なのか、不定愁訴が現れはじめたため、日々健康を求めてバンコクを徘徊する40代主婦

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