常夏の国・タイ。バンコクは高温多湿であり、いつ夏バテ状態にもなるとも限りません。それに加え、慣れない海外生活や仕事のストレスなど、体調管理がとても重要になります。バンコクで体験できるちょっと変わった健康法（ハイジーン）。あなたのカラダにもいい変化が現れるかもしれません。
“一村一品運動”が盛んなタイ。地方の村々では、土地の資源を生かした特産品が作られていて、バンコク都内では、その特産品を紹介するイベントもたびたび開催されています。
私はよく、そういった店を覗いては、おもしろそうなローカル健康食品やグッズがないか探しています。今回は、そんな中で見つけた、こぶみかんについてご紹介します。
こぶみかんはタイ語で「マックルート」と呼ばれている、ライムの一種。香りがよく、タイ料理には欠かせない食材の一つです。葉っぱはトムヤムクンに、皮をすりおろしたものは、カレーに使われたりします。別名「薬のミカン」と呼ばれていて、デトックス効果は抜群。殺菌効果が高く、消化機能を助け、発がんリスクを低減するとも言われています。
こぶみかんの成分は、頭皮を清潔に保ち、フケを防ぎ、美しい黒髪を作るなど毛髪にもいいらしく、シャンプーもよく見かけます。さらに、皮膚全般にも効果を発揮。写真１のシャワージェルは、FarmDee（www.farm-dee.com）の製品で、100％ナチュナル。抗酸化作用があるので、肌のアンチエイジング効果があるそうです。
こぶみかんが持つ殺菌効果は洗剤としても活躍（写真２）。今回、Bangkok Clean（Bangkok.clean＠hotmail.com）の製品を使ってみましたが、香りがよくて、汚れもしっかり落ちていました。
インターネットでは、こぶみかんそのものを半分に切って、台所やキッチン道具を洗う方法も紹介されていました。まずは、こちらで試してみるのも、いいかもしれませんね。
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肌のアンチエイジング効果も期待できるシャワージェル
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こぶみかん洗剤。柑橘系の爽やかな香りがします
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マルチな活躍のこぶみかん
【Profile】
クリスチーネ剛田。世界各地を放浪の末、2009年からバンコクに居を構える。長年の長旅の疲れか、あるいは単なる老化なのか、不定愁訴が現れはじめたため、日々健康を求めてバンコクを徘徊する40代主婦
