常夏の国・タイ。バンコクは高温多湿であり、いつ夏バテ状態にもなるとも限りません。それに加え、慣れない海外生活や仕事のストレスなど、体調管理がとても重要になります。バンコクで体験できるちょっと変わった健康法(ハイジーン)。あなたのカラダにもいい変化が現れるかもしれません。
青汁と聞けば、40代以上の方ならば、悪役商会の八名信夫のCM「う~ん、まずい。もう一杯!」が思い出されるはず。ということで、今回はバンコクで買える青汁です。あのCMのおかげで青汁はまずい飲み物の代名詞として、日本人の中に定着してしまった感がありますが、実は青汁は地球上で最もデトックス効果の高い飲み物と言われているのです。その中でもウィートグラス(小麦若葉)は、細胞免疫力の活性化、血液浄化などの面で副作用のない薬とされています。銅、鉄、ヨウ素、マンガン、セレンが豊富に含まれ、苦味が少なく、飲みやすいのが特徴です。
たった一杯のウィートグラスを飲めば、サラダボウル15杯分の栄養素が取れるそう。そんな最強ドリンク、ウィートグラスジュースが、セントラルワールド内の1Fセントラルフードホールのジュースコーナーで飲めるということで、さっそく行ってみると、生青汁を発見!!
日本でもタイでも青汁の“粉末”は販売されていますが、水に溶かして飲むタイプの粉末は、殺菌が行われているため、熱に弱い酵素やビタミン類が破壊されてしまっていると言われています。なので、生絞りで飲むのが一番なのです!
ちなみに筆者はウィートグラスを、左写真の芝生の様に自宅で栽培してみたことがありますが、暑いバンコクではすぐに枯れてしまいました。そのため涼しいデパ地下で栽培され、絞った青汁を飲む方がお手軽で栄養価も高いわけです。皆さんもぜひお試しください。
飲んだ後、開口一番「う~ん、まずい。もう一杯!」が出れば、あなたも立派な中年です(笑)。
【Profile】
クリスチーネ剛田。世界各地を放浪の末、2009年からバンコクに居を構える。長年の長旅の疲れか、あるいは単なる老化なのか、不定愁訴が現れはじめたため、日々健康を求めてバンコクを徘徊する40代主婦