【バンコクハイジーン】VOL.54 : カムット小麦パスタ

常夏の国・タイ。バンコクは高温多湿であり、 いつ夏バテ状態にもなるとも限りません。 それに加え、慣れない海外生活や仕事のストレスなど、 体調管理がとても重要になります。 バンコクで体験できるちょっと変わった健康法(ハイジーン)。 あなたのカラダにもいい変化が現れるかもしれません。


 

以前、バンコクで買えるスペルト小麦製品についてお話しましたが、今回はスペルト小麦と同じ古代穀物の一つ、カムット小麦のご紹介です。
カムット小麦とは、古代エジプトで栽培されていた小麦。1997年にエジプトの遺跡で発見され、アメリカ人のマッククイン・ボブクイン親子が国に持ち帰り、栽培されるようになったそうです。
“KAMUT”とは、古代エジプト語で小麦を指す言葉とのこと。一般のパスタに使われる小麦に比べて、消化吸収がよく、アレルギーを起こしにくいのが特徴。栄養価もほかの小麦より高く、特にたんぱく質やミネラルが豊富に含まれているそうです。
シリアルやビール、パンなど、カムット小麦を使った加工品はいろいろありますが、オススメはパスタ製品。私を含め、小麦アレルギーの人は意外に多いですが、日常生活でパスタがまったく食べられないというのはかなり辛いもの。そんなアレルギーに悩む方でも、このカムット小麦のパスタであればあれギーを気にすることなく食べることができます。
バンコクでは、大手スーパーで手に入りますが、入荷されるとすぐに売り切れてしまうので、欲しい方は見つけたら即購入してください。
肝心の味はというと、こちらもかなりのクオリティ。アレルギーの人用にとうもろこし粉のパスタなどもありますが、カムット小麦パスタが圧倒的においしいと思います。
ナッツ風味で素朴な味わいのカッムト小麦パスタは、和風ソースとの相性も抜群です。コシが普通のパスタよりやや弱いので、柔らかめが好きな人には特にオススメ。ぜひ試してみてください。
ただし、グルテンフリーではありませんので、購入の際にはご注意を。

This is what you want, for live long

 

【Profile】

クリスチーネ剛田。世界各地を放浪の末、2009年からバンコクに居を構える。長年の長旅の疲れか、あるいは単なる老化なのか、不定愁訴が現れはじめたため、日々健康を求めてバンコクを徘徊する40代主婦

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