【バンコクハイジーン】VOL.56 : ダチョウ肉

常夏の国・タイ。バンコクは高温多湿であり、 いつ夏バテ状態にもなるとも限りません。 それに加え、慣れない海外生活や仕事のストレスなど、 体調管理がとても重要になります。 バンコクで体験できるちょっと変わった健康法(ハイジーン)。 あなたのカラダにもいい変化が現れるかもしれません。


 

「お肉を食べたいけれど、カロリーやコレステロールが気になる!」という方、ダチョウのお肉はいかがでしょうか?
ダチョウ肉は近年、おいしくてヘルシーな肉として脚光を浴びています。
低脂肪、低カロリー、そして低コレステロールながら、鉄分が豊富。さらに、筋肉の維持に欠かせないと言われるクレアチンや、脂肪燃焼を促進するカルニチンという成分も多く含みます。その特徴から、ダイエットや肉体改造をしたい人はもちろん、アスリートのスタミナ源として、また運動能力の向上が求められる高齢者の方も注目しているとのこと。
バンコクでは、スクンビット・ソイ26のKヴィレッジ1階にある「Watercress」というオーガニック・タイ料理の店でダチョウ肉のメニューを発見。今回は、「黒コショウ炒め」と「スパイシーソースのグリル」の2品を注文してみました。ダチョウ肉は100%赤身ということで、見た目は牛肉のよう。心配していたクサみはなく、味もおいしかったです。
食肉として売られているダチョウ肉はモモ肉のみ。というのも、ダチョウは飛べないので羽根を動かすための胸肉が必要なく、ほとんど存在しないからだそう。
同店のスタッフによると、扱っているダチョウ肉はタイ産とのこと。そこで、タイのスーパーでも売っているのか気になり、何件か探してみたところ、エンポリアムでパックになったダチョウ肉を見つけました。しかし、ローカルのスーパーをはじめ、まだ一般には流通されていないようです。
鳥類最大種であり、最高時速約70 kmという、地球上の二足歩行動物の中で最速を誇る運動能力を持つダチョウのお肉を、ぜひ味わってみてください。

Watercress: www.kvillagebangkok.com/portfolio/watercress/
This is what you want, for live long

 

【Profile】

クリスチーネ剛田。世界各地を放浪の末、2009年からバンコクに居を構える。長年の長旅の疲れか、あるいは単なる老化なのか、不定愁訴が現れはじめたため、日々健康を求めてバンコクを徘徊する40代主婦

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