常夏の国・タイ。バンコクは高温多湿であり、 いつ夏バテ状態にもなるとも限りません。 それに加え、慣れない海外生活や仕事のストレスなど、 体調管理がとても重要になります。 バンコクで体験できるちょっと変わった健康法(ハイジーン)。 あなたのカラダにもいい変化が現れるかもしれません。
接待やアテンドなどで外食が続く方にとって、野菜不足は気になるところ。今回は、自宅で簡単に効率よく野菜を摂取し、栄養補給ができる方法を紹介します。
野菜を使った料理を作るのが面倒な方でも、自宅でスパゲッティなどの麺類を調理されることは多いのではないでしょうか?そんな時には普通のパスタではなく、野菜入りのパスタを使われてみるのをオススメします。
バンコクではさまざまな野菜入りのパスタが購入可能。その中でも、私が見かけたものは、カボチャ、ビーツ、ほうれん草入りの3種類。ご存知の通り、カボチャは食物繊維やβカロチン(ビタミンA)が豊富で抗酸化作用があり、ビーツはビタミン、ミネラルを多く含みます。ほうれん草はビタミンのほかにも、カリウムやマグネシウムが豊富。野菜入りのスパゲッティを使用すると、彩りも鮮やかになり、見た目が美しくなる上に、栄養価も高くなるので、おもてなしにも最適です。
健康上級者を目指される方には、ライスヌードルもあります。ライスヌードルはほかの麺類に比べてカロリーが低めで、低タンパク質、低脂質。グルテンフリーで食物繊維が豊富です。さらに“健康マスター”を目指す方には、ブラウンライスヌードルがあります。ブラウンライスヌードルはマンガンが豊富で、体に必要なエネルギーを作りながら抗酸化作用があり、ダイエットにも効果があるとのこと。食物繊維も豊富でコレストロール値が低く、心臓病の予防効果もあるそうです。
変化球ですが、細く切った野菜を麺類に見立てる「ベジヌードル」という方法も。野菜をふんだんに取り入れることは、健康生活の第一歩。ぜひお試しください。
【Profile】
クリスチーネ剛田。世界各地を放浪の末、2009年からバンコクに居を構える。長年の長旅の疲れか、あるいは単なる老化なのか、不定愁訴が現れはじめたため、日々健康を求めてバンコクを徘徊する40代主婦