【注目のタイニュース/1月10日〜16日】​日本人代理出産問題続報

週刊ワイズで取り上げた【タイローカルニュース】注目をピックアップ。これさえ読めば、タイの“今”がわかる!?
今週は、日本人代理出産問題の続報から。

タイの代理出産ビジネスの実態

母親ら、子ども求め訴訟
日本人代理出産問題

昨年、日本人男性(24)がタイで多数の子どもを代理出産させた問題で、社会開発・人間安全保障省のウィシアン次官は14日、代理母6人が子どもの引き渡しを求めて民事訴訟を起こしたことを明らかにした。
6人の母親らは「同省に子どもの引き渡しを求めたが応じてもらえなかった」と訴訟に踏み切った理由を話した。(14日=デイリーニュース、タイラット)

【写真上】25日、ルンピニ警察が事情聴取した代理母は「日本人男性から30万バーツと毎月1万2,000バーツをもらっていた」と証言(WiSE WEEKLY MAGAZINE No.415より)


 

無料WiFiバス
60台に設置済

12日、バンコク大量輸送システム社のナレート・ブンピアムローン副社長は「バス車内の無料WiFiを140番(サメーダム〜戦勝記念塔)と76番(サメーダム〜プラトゥーナム)、計60台に設置した」と発表した。同副社長は、さらに375台のバスに無料WiFiを設置する予定があったが、政府も無料WiFiを置く計画があったため、現在は保留している状態であることも明かした。(13日=デイリーニュース)


 

タイ人海外旅行者
前年比10.8%増

9日、タイ旅行代理店協会のスパラーク会長は「タイ人の海外旅行者数が増えている。2014年は前年比10.8%増の661万人だった。各国でタイ人を受け入れる体制が整ってきている」と話した上で、2月25日〜3月1日開かれるタイ・インターナショナルトラベルフェアの出展数が上々だと話した。
同協会によると、タイ人の海外旅行者のうち約400万人はミャンマーやラオス、カンボジアといった近隣東南アジアに行くとのこと。旅行者増と相まって一人が旅行にかける金額も上がっているという。(10日=バンコクビズ)


 

違反切符を電子化
過去歴も即座に確認

首都圏警察本部アデュン・ナロンサック少将は14日、「1億9000万バーツの予算を投じて、交通反則告知書のeチケット発行機1300台を購入する予定がある。バンコクで今年3月から開始する」と発表した。eチケット化の導入で陸運局と警察の情報共有が容易となり、交通違反者の情報を現場で確認することができるという。
また、首都圏警察本部は道路交通法の改正する案として、 ①罰金を銀行とコンビニエンスストアで支払えるようにする。②交通違反者は7日間以内に罰金を払わなければ車検を更新することができない。③罰金はバンコク首都圏ではなく警察で管理する、という新しい3項目を国民立法議会に提出した。(10日=カプック、14日=デイリーニュース)


 

RCEP交渉
2月にタイで開催

11日、国際通商交渉局のタワッシャイ・ソーパーサティアンポン局長は、日本、中国、韓国のほかASEAN諸国16ヵ国が参加する広域自由貿易協定「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」の会合を、2月にタイで行うことを明らかにした。
これについて、同局長は「昨年12月の会議で、多くの国が2015年中に交渉を妥結する考えを見せた。次回は、物品・サービス貿易、投資の自由化に関する検討をさらに進めたい」と述べた。(12日=プラシャシャート)


 

天然ゴム輸送で液漏れ
スリップ事故相次ぐ

天然ゴムの輸送車からゴムの液体が路上に垂れ流れ、スリップ事故を招いているとして、11日、ウドーンターニー県のナロン・ポンライアット副知事は、液体漏れを防止するキャッチタンクを装着していない運転手に対し、5000バーツの罰金を科すと発表した。
10日〜11日にかけて、天然ゴムの液体と雨が原因で起きたスリップ事故の発生件数・死者数は、同県で50件以上・死者3人、ルーイ県で40件以上・死者3人、ブンカーン県で30件以上であった。(10日、11日=タイラット)

 

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