【BUSINESS TOPICS in Thailand】CLOSE UP▶オリンパス「カメラ事業80周年記念」

経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。

カメラ事業80周年記念
新商品3種類で盛り上げ図る

オリンパスは27日、新商品3種類を2月下旬に発売すると発表した。そのうちの一つ「PEN-F」は同社が1963年に発売したハーフサイズカメラの最新版。同社は今年、カメラ事業開始80周年を迎える。3商品を記念商品に位置づけ、盛り上げていく。
ミラーレスカメラ「PEN-F」は、かつてのフィルムカメラを思わせる外観で、236万ドットの有機ELパネルを用いたファインダーを内蔵。有効画素数は2030万画素。「TG-870」は頑丈さが大きな特徴のカメラだ。耐圧水深15m防水、高さ2.1mの耐衝撃性能を備える。「M.Zuiko Digital ED 300mm F4.0 IS PRO」は600mmの長さの交換レンズ。手ブレ補正機能を備える。
オリンパス・タイランドの池田真祥ダイレクターは27日の記者会見で「今年、当社のカメラ事業は80周年を迎える。これに合わせて新商品3種類をタイでも発売する。PEN-Fはオリンパス史上最も美しい商品だろう」と説明した。また同社製品の特徴であるミラーレスについて「ミラーレスのシェアは2014年には40.8%しかなかったが、15年には64.6%に上昇した。当社のシェアも8.6%から15.0%に上がっている」とした。価格はPEN-Fが4万7,990バーツ、TG-870が1万2,990バーツ、M.Zuikoが9万5,990バーツ。

 

  • 会見場には最新商品以外に、80年の歴史を彩ったカメラを展示

    会見場には最新商品以外に、80年の歴史を彩ったカメラを展示

  • 新商品の目玉「PEN-F」を披露する池田ダイレクター

    新商品の目玉「PEN-F」を披露する池田ダイレクター


 

01/22 「タイ経済の展望」セミナー開催
三井住友銀行

三井住友銀行(SMBC)は22日、バンコク都内ホテルで、タイ人マネージャークラスを対象に「2020年のタイ経済の展望」と題してセミナーを開催。日本とタイのビジネス関係者約600人が集まった。特別講演では、タイ経済界の重鎮と呼ばれるナロンチャイ元エネルギー相とキアットナキン銀行のバンヨン会長らが登壇。ナロンチャイ氏は「2020年までにGDPを5000億ドルまで上げる必要がある。そのためにも、今後5年でタイの産業を改革しなければならない」と指摘した。


 

01/26 日本の番組を地上波放送
スカパーJSAT

スカパーJSATは子会社WAKUWAKU JAPANを通じ、地上波「Ch3SD」(チャンネル番号28)で、3月26日から毎週土・日の9時〜10時30分まで「WAKUWAKU JAPAN HOUR」と題した放送を行う。日本のバラエティやカルチャー番組をタイ語吹き替えで放送する。


 

01/29 モバイル用セキュリティサービス開始
a2network

ベリーモバイルブランドで携帯通信事業を世界展開するa2networkは、タイで、モバイル端末向けセキュリティサービスを2月1日から開始する。ウイルスソフト大手のトレンドマイクロのスマートフォン・タブレット端末向けセキュリティソフト「ウイルスバスター モバイル」を、初期費用無料、月額190バーツの定額制で提供。昨今、急増する不正アプリやウイルス感染による情報漏えいなどを防ぐ。


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