【BUSINESS TOPICS in Thailand】CLOSE UP▶コーセー

経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。

6月、東南アジア初出店
パラゴンに“JILL STUART”

コーセーは26日、主力ブランドのJILL STUART(ジルスチュアート)のASEAN(東南アジア)初となる直営店を今年6月にサイアム・パラゴン内にオープンすると発表した。同社が注力するスキンケアの「雪肌精」、高級ブランド「コスメデコルテ」を加えた主力3ブランドの海外展開の一環。同日、バンコク都内のレストランで開かれたオープン記念記者発表会には、ビューティ関連のメディアや、カリスマブロガーと言われるタイ人女性ら約40人を招待。
冒頭、挨拶したコーセー(タイランド)の山本佳史マネージングダイレクター(以下MD)は「6年前から市場調査をはじめ、可能性を探ってきた。(コーセーの)フェイスブックの閲覧者を分析すると日本人、中国人に次いでタイ人が多く、ジルスチュアートの人気が高いことがわかっている。必ず成功すると確信している」と自信を見せた。初年度の売上目標は約2,000万バーツ。
ジルスチュアートは、アメリカ人デザイナーによるブランドで、コスメ・香水商品部門はコーセーがライセンスを全面取得して展開している。日本では、2005年の発売開始後、宝石とピンク色のブランドイメージで人気を呼び、海外は韓国、香港、台湾などに進出している。

挨拶する山本MD

挨拶する山本MD

 

ブランドマネージャーの佐藤真由美氏(写真中央右)は「同ブランドの愛用者をジルガールと呼んでいます。タイでも増えるとうれしいです」と語る

ブランドマネージャーの佐藤真由美氏(写真中央右)は「同ブランドの愛用者をジルガールと呼んでいます。タイでも増えるとうれしいです」と語る

 

招待者の多くはブランドのイメージに沿う装いで、 ティーパーティを楽しんだ

招待者の多くはブランドのイメージに沿う装いで、 ティーパーティを楽しんだ

 

宝石箱をモチーフにした店舗イメージ

宝石箱をモチーフにした店舗イメージ

 


 

04/25 三重銀行と中川電化産業を支援
JBIC

国際協力銀行(JBIC)は25日、三重銀行と中川電化産業に対する協調融資を行うと発表した。総額は900万バーツで、JBIC分は600万バーツ。中川電化産業のタイ現地法人が、ラヨーン県で電気機器部品と自動車関連部品の工場設備の増設を行うため、その支援として実施される。


 

04/26 日本国内でタイフェアを開催
イオン

イオンは26日、グループで展開する日本国内1000店舗においてタイフェアを28日から5月5日にかけて行うと発表した。昨年に引き続き、タイ観光庁と在日タイ大使館商務参事官事務所などタイの公的機関が後援。今年は旬のトロピカルフルーツに注力し、マンゴーやベイビーパインなどを揃えた。また、パッタイセットやグリーンカレーのもとといった、家庭向けタイ料理素材の販売も行う。


 

04/27 タイ廃棄物処理会社に出資
DOWAホールディングス

DOWAホールディングスは27日、子会社のDOWAエコシステムが、タイの廃棄物処理会社であるPDI Tak ECOの株式49%を取得すると発表した。取得時期は8月。DOWAエコシステムはタイなど東南アジア4ヵ国で環境・リサイクル事業を展開している。今回の出資により、タイでの廃棄物処理事業を強化。新処理施設の建設にも取り組む方針。


 

04/27 タイで日本観光の動画広告
オプト

オプトグループのスキルアップ・ビデオテクノロジーズとOPT SEAは、タイにおける日本観光プロモーション動画広告配信を行う。ポータルサイトなどに広告枠を確保し、動画を掲載する。訪日タイ人観光客は昨年、前年比21.2%増の79万6000人で過去最高を記録。オプトでは旅行業界に対し、訪日を予定しているタイ人向けの広告出稿を呼びかける。

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