経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。
タイで新型「スイフト」発表
第二期エコカープロジェクトの適合モデル
スズキ・モーター(タイランド)は8日、小型乗用車「スイフト」の新型を発売した。価格は49万9,000~62万9,000バーツ。2018年にタイで1万5700台を販売する。
タイ製として2代目の新型「スイフト」は1.2Lデュアルジェット エンジンにCVTを設定し、生産は同社で行われる。
12年より、タイ政府による環境に配慮した小型乗用車の生産拡大を図るためのエコカープロジェクトに適合するモデルとして「スイフト」の生産を開始し、タイ国内での販売をはじめ、アセアン諸国へも輸出してきた。
現在は「セレリオ」や「シアズ」も適合モデルとして生産しているが、新型「スイフト」はスズキで初めて、より環境基準の厳しい第二期エコカープロジェクトの適合モデルとして生産されるという。
17年に全面改良された新型「スイフト」は、スズキの相良工場で生産し、日本国内で販売するほか、欧州、大洋州、中南米などへも輸出している。日本に加え、インド、タイの世界3拠点で生産し、各国より輸出することで、より多くの国・地域での拡販を図る。
タイ製の新型「スイフト」
2/5 シーサケット県で校舎建設に約265万バーツ支援
日本政府
日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力により「シーサケット県バーンノンプラークーン学校における校舎建設計画」にかかる総額265万5,000バーツの支援を決定。5日、在タイ日本国大使館において、佐渡島志郎大使とバーンノンプラークーン学校のグルークチャイ・コータシン校長との間で署名式が執り行われた。同校の校舎4棟のうち1棟は、築39年の2階建て6教室。老朽化が進んでいることに加え、例年発生している洪水によって浸水被害を受けてきた。
佐渡島志郎大使(中央)と同校関係者
2/8 タイ国政府観光庁と趣意書締結
九州観光推進機構
九州観光推進機構は8日、九州とタイにおける交流拡大のため観光振興の分野で業務協力に向け協議を行うことを確認し、趣意書を締結したと発表した。
今後は、タイ国政府観光庁とのパートナーシップを強化し、九州の関係機関とも連携を図る。また、タイ側は同庁の福岡事務所を再開するという。