経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。
7月16日、タイ初店舗オープン
買い取り強化図り、他店舗展開
日本で90店舗以上を展開するリユースショップチェーンのトレジャーファクトリー(東京都千代田区)が7月16日、バンコクのスクンビット・ソイ39にタイ1号店をオープンした。店舗面積はバンコク最大級の約330㎡で、日本から輸入する中古の雑貨や衣類のほか、家具・家電、食器、ブランドバックなどを販売する。
同社は今年3月に、タイ現地法人「トレジャーファクトリー(タイランド)」を設立。これまで、在タイ日本人から良質な中古品の買い取りを積極的に行い多くの品を揃えてきた。今後は、バンコクを中心に多店舗展開を進めていくという。
07/15 佐藤JCC会頭が2人の副首相と相次ぎ会談
バンコク日本人商工会議所(JCC)
バンコク日本人商工会議所( JCC)の佐藤真吾会頭(タイ国三井物産社長)は6日、プラジン副首相、15日にはソムキット副首相らと相次ぎ会談し、今年度のJCC役員を紹介するとともに、タイ投資環境や日系企業の投資動向について意見交換した。タイ政府は、さきごろ、東部3県(チョンブリー、ラヨーン、チャチューンサオ)で、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)といった次世代自動車をはじめ、医療、航空、ロボットなどハイテク産業10業種の投資促進と陸海空インフラなどを一体的に開発する「東部経済回廊(EEC)」開発計画を発表したばかり。
07/19 現地日系2法人に強調融資
国際協力銀行(JBIC)
国際協力銀行(JBIC)は19日、三井住友ファイナンス&リースのタイ法人SMFLリーシング(タイランド)と約407万7000ドル(JBIC分)を限度とする貸し付け契約2件を締結したと発表した。民間金融機関との協調融資となる。
同融資は、三恵技研ホールディングス(東京都)グループのタイ現地法人「サンケイ・サミット(タイランド)」と、池田製作所(群馬県)のタイ現法「THAI IKEDA MFG. CO., LTD.」の2社への融資。サンケイ・サミットはタイで展開する自動車及び自動二輪車部品の製造・販売事業に、またTHAI IKEDA MFGは、自動車備品事業の設備投資にそれぞれ充てられる。