経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。
日タイ修好130周年記念事業
社会福祉などで1億2千万B拠出
バンコク日本人商工会議所(JCC)は1月30日、日本とタイの修好130周年の記念事業を発表した。「つなぐ」をキーワードに、4つの記念プロジェクトと11事業を実施。2017年からの10年間で1億2,000万バーツを充て、奨学金支給や障がい者支援など社会福祉事業を重点に取り組む。
同日、記者会見した佐藤真吾会頭(タイ国三井物産社長)は「タイには5000社を超える日系企業が進出している。こうしてタイで事業を展開できるのも、長きに渡る日タイの友好関係があってこそ。大使館とも緊密に連携をとり、これまでの良好関係を次の世代に受け渡したい」と述べた。
JCCによる修好事業は、泰日工業大学や地方大学への奨学金の拠出、チュラロンコーン・カセサートなど各大学での日本型経営の講座の提供。視覚障がい者専門学校への点字プリンターや専用机などの設備購入費のほかアユタヤ日本人村の再開発事業への協力など。
1/27 北海道とタイが観光促進で新協定
北海道、タイ政府観光庁
北海道経済部の木本晃観光振興監とタイ政府観光庁(TAT)のシースダー副総裁は1月27日、2013年2月に結ばれた北海道タイ観光交流協定を更新する文書に調印した。新たな協定では、インターネット交流サイト(SNS)などを通じた、若者に向けた観光情報発信での協力などが盛り込まれた。
1/31 タイ市場に向け「LUMIX GF9」を発表
Panasonic Siew Sales (Thailand) Co., Ltd.
パナソニックは1月31日、ミラーレス一眼カメラ「LUMIX GF9」を発表。秒間30コマ連写可能な「4Kセルフィー」搭載など、タイ市場を狙った多彩な機能を備えている。アジアセールス約50%を占めるパナソニックは、今後さらなる拡大を計画しているという。