経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。
北米以外で初めて新型シビック発売
プラーチーンブリー新工場で生産
本田技研工業は11日、小型セダン「CIVIC」(シビック)新型車のタイでの発売を発表した。北米(米国、カナダ、メキシコ)以外での発売は初めて。今月稼動したばかりのプラーチーンブリー新工場で生産する。
第10世代となる新型ではVTECターボエンジンを小型化、ヘッドライトやフットライトなどにはLEDを採用し、環境性能を向上させている。4モデルで、価格は86万9,000バーツ〜119万9,000バーツ。昨年の同社タイ国内販売台数は約11万2000台。景気は悪化しているが、新型車の投入により昨年を上回る販売を目指す。シビックは昨年の6700台を2万5000台に拡大する。
同社は今月、アユタヤ工場に続くタイ2番目の工場となる、プラーチーンブリー工場の稼動を開始した。アジア・オセアニアの拠点としてシビックをタイ向けだけでなく、4月からはASEAN諸国やオーストラリアなど周辺国向けも生産し,輸出する。輸出は完成車、主要部品をまとめて相手国に送るKDセット方式それぞれ年間2万台分、計4万台分の計画。安部典明・アジア・太平洋州本部長は、11日の発表会で「新工場はタイ国内だけでなく、輸出の拠点にもなる」と期待を寄せた。
03/11 シラチャ市と覚書締結
イオンタイランド
イオンタイランドは11日、シラチャ市と「地域活性化推進協力覚書」を締結した。イオンは同市産品の販路拡大により産業振興を進めるほか、観光やスポーツなど地域活性化や環境保全の活動を行う。
03/11 タイ現地法人を移転
高松機械工業
高松機械工業のタイ現地法人であるTAKAMATSU MACHINERY(THAILAND)は11日、4月2日付での移転を明らかにした。移転先は下記の通り。
888/59, Moo 9, Bangpla, Bangphli, Samut Prakan 10540
03/17 3月28日 K-ヴィレッジ2階 にオープン
麺屋武一
雑誌やメディアで“鶏白湯ブーム火付け役”と紹介され、東京で行列店となった麺屋武一がタイ・バンコクに初出店。3月28日、日本人やタイ人富裕層も利用するK-ヴィレッジでオープンする。日本では、らーめんと焼き鳥職人が共同でオープンした鶏白湯らーめん専門店として、瞬く間に人気店となった。
03/18 バンコクにタイ1号店を開店
カーコンビニ倶楽部
カーコンビニ倶楽部は18日、タイ1号店をバンコクのラマ3世通り沿いにオープン。同日セレモニーを行った。タイ大手商社ロスクレーとの合弁事業として出店した。同社ではチェンライに研修センターを設置しているほか、外国人技能実習制度を利用して日本で人材を受け入れている。