経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。
カシコン銀と共催セミナー開催
首相も認めた日本人開発のEV
中小企業基盤整備機構は14日、バンコク都内のホテルで、カシコン銀行との共催セミナー「イノベーションを創出する企業連携」を開催。日タイ企業の幹部や日本から訪タイした企業経営者など約200人が参加した。基調講演で登壇した同機構の高田坦史理事長は、日タイが抱える共通の課題として人口減少による労働力不足を挙げ、「女性・高齢者・外国人の就業機会の創出やロボットを活用した生産性の向上、海外需要の取り組みが重要だ。両国企業の強みであるものづくり分野で連携し、新商品やサービス開発につなげたい」と話した。続いて、タイで小型電気自動車(EV)を販売するFOMM社の鶴巻日出夫代表が日タイ連携事業の事例として、開発から販売にこぎ着けた道筋を紹介。鶴巻代表は、「起業した際、事業資金は20万円しかなかったが、人との縁と運でプラユット暫定首相に試乗してもらい、タイでの事業展開ができた。今後は、自動運転やIoT技術を使ったカーシェアリングサービスを開始したい」と明かした。講演後は、日タイの参加者による交流会も開かれた。
9/8 うまいっしょ北海道が大盛況
北洋銀行
8〜18日、北洋銀行が協賛する北海道の食や観光を紹介する「うまいっしょ、北海道! 主催:北海道フェア・うまいっしょ実行委員会」がザ・モール・バンカピで開催。期間中、多くのタイ人で賑わった。同イベントは2012年にスタート。今年は、同モール内で同時開催された日本イベント「ザ・モール・ジャパンディスカバリー(モール昇龍道フェア)」の相乗効果で盛り上がったという。
9/12 電池メーカーを子会社化
日立化成
日立化成は12日、自動車用鉛蓄電池の製造・販売会社Thai Storage Battery社(TSB)の株式858万9616株をTOB(株式公開買い付け)により取得したと発表した。
9/18 セントラルワールド内に旗艦店
良品計画
「無印良品」を展開する良品計画(東京都)のタイ現地法人MUJI Retail (Thailand)は15日 、セントラルワールド内のZEN百貨店4階にタイ旗艦店をオープンした。売場面積はタイ国内最大の878㎡に拡大し、タイ初の取り扱いとなる「MUJI Labo」や「Found MUJI」などの商品群や、商品を自分だけのオリジナルにカスタマイズできる「刺繍サービス」、住空間商材の専門販売員「インテリアアドバイザー」などを導入した。