経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。
年齢肌専用の基礎化粧品
ドモホルンリンクルをタイで販売
再春館製薬所(熊本県)は5日、タイ現地法人を設立し、基礎化粧品「ドモホルンリンクル」の販売を開始したと発表した。海外展開は香港、台湾に次ぐ3カ国目。
同社は創業85年の漢方の製薬会社で、1974年に誕生した年齢肌専用の基礎化粧品「ドモホルンリンクル」が大ヒット。日本で最も売れるコラーゲン配合の化粧品と人気を博す。また、現在では一般的となった、日本における初のダイレクトテレマーケティングのみによる販売形態を採用し、通信販売のパイオニアとしても有名だ。
今回のタイ販売に合わせて、同社は本社コールセンターにタイ人スタッフを配置し、現地からの問い合わせに
タイのベテラン女優らがトークセッション
日本ではお馴染みのドモホルンリンクルセット
6/1 富士ネームタイ法人と貸付契約
国際協力銀行(JBIC)
国際協力銀行(JBIC)は1日、自動車内装部品メーカーの富士ネーム(静岡県)の現地法人フジネーム(タイランド)と7,900万バーツを限度とする貸付契約を締結したと発表した。清水銀行との協調融資で融資総額は1億1,300万バーツとなる。
6/5 研修施設を開設。接客術や補修技術を指導
三菱自動車
三菱自動車は5日、タイの生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)が、現地販売会社のスタッフとMMTh社員の研修施設「エデュケーション アカデミー(EA)」を開設したと発表した。パトゥムターニー県に新設した施設は、約8700㎡。初年度は630の研修コースを揃える。
6/9 日本生鮮卸売市場「トンロー日本市場」を開業
JALUX
JALUXは9日、タイ初となる日本生鮮卸売市場「トンロー日本市場」を開業した。運営は、タイで新たに設立した合弁企業「J VALUE CO., LTD.」。
同市場は、バンコク都内でも特に日本食レストランの多いスクンビット・トンローエリアに開業。「日本のいいものを世界へ」というコンセプトのもと、新鮮かつ安全な日本産食材(鮮魚、野菜、果物、牛肉など)を、現地のレストラン、ホテル、卸・小売の事業者に提供していく。