経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。
北海道フェアinバンコク開催
女優パンケーキさんも応援
北海道産品の販売と観光PRのための「北海道フェア&商談会inバンコク」が1〜3日にかけて、セントラルワールドで開催された。道内の食品メーカーや水産加工業者ら22社・団体が参加。道産品の魅力と観光についてアピールした。
初日、主催者として登壇した札幌市経済観光局の谷口課長は「タイと北海道は、2012年の直行便就航から、道内を舞台とした映画の撮影、プロサッカーチーム・コンサドーレ札幌へのタイ人選手の移籍など、交流が活発化している。タイの方にもっと北海道を知ってもらいたい」と挨拶。続いて、タイの人気女優パンケーキさんがゲストで登場。北海道の魅力について「ラベンダーや雪まつりなど、1年を通して素敵な景色が広がる場所だし、食の宝庫なので行きたい」と語り、北海道への訪問を求めた。
来場したタイ人からは、「こんなに大きなホタテは見たことがない」「海産、農産以外にスイーツが豊富なことに驚きました。何日いても飽きなそう」との声が上がっていた。同日は、タイ企業と道内企業との商談会も行われ、出展者の一人は「初めてタイに来ました。これほど北海道が知られていることに驚き、今後の可能性を感じました」と話していた。
11/27 タマサート大学にポンプ寄贈
荏原製作所
荏原製作所は11月27日、技術指導を通した国際協力活動の一環として、タマサート大学にポンプを寄贈したと発表。実際のポンプに触れることで、ポンプの構造や制御方法への理解を深めることを目的としている。
贈呈日には、同大学で4回目となるポンプセミナーを開催し、エンジニアリング学部で機械工学を学ぶ大学生を中心に約100人が聴講。セミナーでは、ポンプの基礎知識やキャビテーション、贈呈した給水ポンプユニットの特長などを中心に説明された。
11/30 廃棄物焼却・発電プラントの建設を受注
丸紅
丸紅は11月30日、WHAUtilities & Power社、Glow Energy社、Suez Environment社の合弁会社Chonburi Clean Energy社(以下CCE)と、廃棄物焼却・発電プラント建設に係る一括建設請負契約を締結し、建設に着手したと発表した。同案件は、タイ国政府が推進する、産業廃棄物を燃料とした電力固定価格買取制度(FIT制度)に基づき、CCEが廃棄物発電事業者として、タイ南東部のHemaraj Chonburi工業団地内に発電容量8.63MWの廃棄物焼却・発電プラントを建設するもの。
丸紅が設計、機器調達から土木・据付工事、試運転までを手掛け、2019 年末に商業運転の開始を予定している。
12/6 メーカー特化型の営業支援サービス開始
弘亜社
広告会社「弘亜社(本社東京)」のタイ現地法人、弘亜社インターナショナルは6日、タイに進出する日系メーカーを対象に、営業支援サービス「サムライ・ファクトリー」を開始したと発表した。個々の企業戦略ごとに沿った製品・サービスコンテンツ(WEBサイト用)を制作し、マーケティングを支援する。