【BUSINESS TOPICS in Thailand】CLOSE UP▶大塚製薬

経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。

バンコクに新会社設立
ポカリ販売、健康飲料・食品事業展開

大塚製薬(東京都)は、タイに健康飲料・食品事業を目的とした「大塚ニュートラシューティカル(タイランド)株式会社」(バンコク)を設立し、7月17日より営業を開始した。資本金は3億バーツ(約10億円)で、タイ大塚製薬とは別営業で展開するという。同社はこれまで、1973年に初の海外拠点としてタイ大塚製薬を設立し、医療用医薬品の海外展開を開始し、健康飲料のポカリスエットは88年から現地代理店や関係会社を通じて販売するに留めていた。新会社設立について、「タイは経済成長にともない生活が豊かになる中、健康意識も高まってきている。今後の健康飲料・食品の需要拡大が見込まれ、当分野における事業拡大が期待できる国のひとつだ」とした。今後は、自社展開によるタイでの全国規模のマーケティングを活発化し、ポカリスエットブランドのさらなる価値の向上ならびに健康飲料・食品事業の拡大を目指すという。最近ではタイオリジナルのポカリスエットテレビCMが人気を呼んでいた。

 

 


 

6/29 タイで初めてスキンケア化粧品を販売
明治グループ

明治グループのタイ子会社で、医薬品を中心とした製品の製造・販売を手がけるタイメイジファーマシューティカルは、熊本県産の馬油やプラセンタなどを配合したスキンケア化粧品「Meiyoku」をタイ国内のドラッグストアや通販サイト「LAZADA」などで販売すると発表した。同社がスキンケア化粧品を取り扱うのは初めて。タイメイジファーマシューティカルは、1979年に旧明治製菓の医薬品事業子会社として設立され、今年で創業38年目。

 


 

7/14 タイ1号店を伊勢丹にオープン
シャトレーゼ

洋菓子メーカーのシャトレーゼ(山梨県甲府市)は14日、タイ1号店をバンコク伊勢丹5階に出店した。山梨県の自社工場で製造した「ダブルシュークリーム」、「うみたて卵のふんわりロール」など、約100種類の商品を販売する。店舗面積は59.5平方メートル。これまで海外店舗はシンガポール15店、台湾4店、マレーシア4店、中国2店、韓国2店など34店舗を展開している。

「Chateraise ISETAN BANGKOK 店」店舗イメージ

「Chateraise ISETAN BANGKOK 店」店舗イメージ

 


 

7/18 タイのバンプーと連携。電力小売り事業
楽天

楽天は18日、タイのバンプーと電力小売り事業及び環境価値取引分野などで包括連携すると発表した。楽天は、今年4月に電力小売事業に本格参入したほか、 「環境価値」や「ネガワット」を取り扱う私設取引プラットフォームの開設(今秋予定)や、IoT技術を活用したHEMS(家庭エネルギー管理システム)の開発などに取り組んでいる。バンプーとは国内外で連携し、電力小売事業における取引先の拡大を狙う。

 

 

この記事をSNSでシェア!

一番上へ戻る