【BUSINESS TOPICS in Thailand】CLOSE UP▶富士フイルム

経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。

中判ミラーレス「GFX 50S」 タイ市場シェア5割を目指す

富士フイルムのタイ現地法人フジフイルム(タイランド)は2月28日、高画質ミラーレス一眼カメラ「GFX50S」を発売した。画像センサーは、「35ミリフルサイズ」の約1.7倍の大きさの「中判」を採用。小さなボディーで高い表現力を実現したという。同日開かれた記者発表会では、現法トップの垂水泰介マネージングダイレクターが登壇。「タイのミラーレス市場ではトップだが、今後はデジタルカメラ市場でシェア50%を目指したい」と意気込んだ。
中判カメラは、奥行きのある高画質な写真は撮れるが、大きくて持ち運びが大変だった。ミラーレスにすることでボディーのみで920グラムと、従来の中判カメラに比べ約4割軽量化した。
有効画素数5140万画素の「Gフォーマット」センサー、画像処理エンジン「X-Processor Pro」、富士フイルムが80年以上にわたり蓄積した色再現技術、世界中の写真家から長年高い評価と信頼を得てきた「フジノンレンズ」の設計思想を忠実に引き継いだ交換レンズ「GFレンズ」との組み合わせで、富士フイルム史上最高画質を実現するハイエンドミラーレスデジタルカメラとなった。

 

GFX_50S_LeftObl+EVF_VG-GFX1+GF23mm

GFX_50S_LeftObl+EVF_VG-GFX1+GF23mm

 

垂水MD

垂水MD

 


 

2/23 ナーン県へ車いす10台寄贈
あいおいニッセイ同和損害保険

あいおいニッセイ同和損害保険(本社東京)の社内募金制度「MS&ADゆにぞんスマイルクラブ」は2月23日、タイ現地法人Aioi Bangkok Insurance PCL. と共に WAFCAT(財団法人アジア車いす交流センタータイランド)を通じて、タイ北部ナーン県へ車いす10台を寄贈した。
同制度は、広く社会に貢献することを目的として2001年度に設立。国内での「車いすの寄贈」「こどもを対象とした寄付」「被災地域への復興支援」など、現在に至るまで多くの支援を実施。

ナーン県特殊教育センターでの寄贈式

ナーン県特殊教育センターでの寄贈式

 


 

2/28 通気性フィルム製造設備の本格稼働開始
三井化学

三井化学は2月28日、タイ東部ラヨーン県で進めていた紙おむつ向け通気性フィルム製造設備の増設を完了し、新規設備の本格稼働を開始したと発表した。年産4200トンを追加し、同1万900トンに拡充。

通気性フィルムの使用部位

通気性フィルムの使用部位

 


 

3/1 買収完了のビニタイの残る株をTOB
旭硝子

旭硝子は1日、2月23日に買収完了を発表した、タイの塩化ビニール会社Vinythai Public Co., Ltd.(ビニタイ)の残る41.23%の株式を取得するため、TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。価格は1株15バーツで、期間は3月3日から4月7日まで。

 


 

3/1 タイ国トヨタ社長に菅田道信氏が就任年
トヨタ自動車

タイ国トヨタ自動車は3月1日、菅田道信アジア・中東・北アフリカ本部TMAP-JAPAN室長(56)が4月1日付で社長に就任すると発表した。

 

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