経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。
「飛騨牛」にタイ人ら舌鼓
タイでトップセールス
東南アジア訪問中の岐阜県の古田肇知事は26日、ベトナムに続きタイを訪問。在タイ日本大使公邸で、岐阜県PRレセプションを開催した。会場には、タイの政財界・メディア・観光業界・食品業界関係者らが出席。振る舞われた飛騨牛や鮎に舌鼓を打ちながら、地歌舞伎披露のほか、観光や県産品PRに真剣な表情で耳を傾けていた。
岐阜の観光誘致に起用されたタイの人気歌手、ガンナパットさんの挨拶に続き、主催者を代表して登壇した古田知事は「今夜は岐阜の名産を味わっていただき、次はぜひ岐阜に遊びに来てください」と話した。
岐阜県は、平成21年度から、主に成長著しい東南アジアにむけて、観光誘客と県産品・農産物の輸出促進を図る「飛騨・美濃じまん海外戦略プロジェクト」を官民連携で推進。開始当時は年間8000人ほどだったタイからの観光客は昨年、若い女性を中心に5万5000人に増加。今回は、経済発展が著しく、今後ますますの成長が見込まれているタイでトップセールスを行った。
タイの人気歌手ガンナパットさん（写真中央）と握手を交わす古田知事 （同左）、佐渡島志郎大使（同右）
飛騨牛のしゃぶしゃぶ、鮎の姿焼きなど 岐阜の名産が振る舞われた
「飛騨牛をはじめ、岐阜の魅力をもっと世界に広めたい」と語った 古田知事（写真右から2番目）
05/26 外国語を母国語に変換、新製品発表会
富士ゼロックス
富士ゼロックス（タイランド）は26日、バンコク都内で新製品発表会「DocuWorld 2016」を開き、電子マネーや外国語を母国語に変換できる複写機を披露した。
冒頭、手塚幸治社長は「これまで複写機で培った技術を活用し、セキュリティ強化やコスト削減に対応したクラウドサービスをオフィスにもつなげていきたい」と話した。今後も、さらなる技術確信を目指し、スキャンした画像から詳細データを取得するアプリの開発などを手がけ、サードパーティを巻き込んだソリューションを展開していくという。
「複写機技術の応用でさらなる未来を開く」手塚社長（左）
05/27 タイに新会社設立。10月から量産・販売
東レハイブリッドコード
東レハイブリッドコード（愛知県）は、日本貿易振興機構（JETRO）の「新興国進出個別支援サービス」を活用し、タイに産業資材用繊維製品の製造販売会社を設立することを発表した。６月に新会社 Toray Hybrid Cord (Thailand), Inc. （トーレ・ハイブリッドコード・タイランド）を設立し、２０１７年10月から量産、販売を開始する。
05/31 自動車用ワイヤハーネスのセキデンに融資
ＪＢＩＣ
国際協力銀行（ＪＢＩＣ）は31日、自動車用ワイヤハーネスなどを製造・販売するセキデン（三重県）との間で１４０万ドルを上限に貸し付け契約を締結したと発表した。同融資は、三菱東京ＵＦＪ銀行との協調融資で総額２００万ドルとなる。
