経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。
共同で新ルート(ベトナム〜タイ)
20日から混載輸送サービスを開始
日立物流と佐川急便の持ち株会社SGホールディングスは18日、今月20日からタイ〜ベトナム間(約1500km)のクロスボーダー混載輸送サービスを開始すると発表した。
両社は共同でラオス・サワンナケート付近にコンテナごと積み替える拠点を設け、配送日数を海上輸送(8日間)に比べ、大幅に短縮する4日間とした。同ルートは、バンコクからラオスのサワンナケートを経由しベトナム中部のダナンから北へ向かい、ベトナムの首都ハノイを目指す。
両社は、互いに強みを持つ日立物流がタイからラオス国境迄を担当。ラオス~ベトナム側は佐川急便が担当する。今回の提携について両社は「それぞれ東南アジアネットワークを強化してきたが、隣国間の輸送においては、越境後の輸送を他社に委託せざるを得ず、車両の安定的な確保が課題だったが、提携によりこれを解消できる。今回は特に、タイ〜ベトナム間で増えている電子・電気部品やアパレル関連の小ロット貨物輸送のニーズに対応した」とする。
10/17 タイにおける労務問題・債権回収セミナー
東京都中小企業振興公社
東京都中小企業振興公社タイ事務所は、11月10日(木)に「第2回タイにおける労務問題・債権回収セミナー」と題したセミナーを開催する。日本人初のタイ仲裁センターの調停員であるJBLメコングループの松本氏が労務問題・債権回収に係る具体的事例をわかりやすく解説する。詳細・お申込みは、E-mail: thai-branch@tokyo-kosha.or.jp
10/18 11月3日〜11日、知事がトップセールス
滋賀県
滋賀県の三日月大造知事は18日の会見で、11月3日〜12日まで、ベトナムやタイなどアジア5ヵ国・地域を訪問すると発表。県産食材・特産品の販売促進及び観光誘客の促進を目的として、“滋賀・びわ湖の「食と観光」”をテーマに、知事による現地バイヤーや旅行エージェントなどへトップセールスを展開する。
10/19 タイ東部に新倉庫が竣工
住友倉庫
住友倉庫は19日、タイ現地法人Sumiso (Laem Chabang)が東部レムチャバン地区で建設していた新倉庫が完成したと発表した。新倉庫は、レムチャバン港から車で約20分の距離にあり、輸出入貨物の保管・集約拠点としての利用のほか、高速道路からも至近なため、国内向け貨物の配送拠点として活用できるという。新倉庫の隣に第 2 期倉庫の建設を検討している。