経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。
API(エイ・ピー・アイ)が
タイ進出セミナー
本誌を発行するライディーン社の日本法人「エイ・ピー・アイ」は7・8日、東京で開催された「海外ビジネスEXPO 2017(主催:Digima〜出島〜)」に出展。同時に、「国際都市バンコクを攻略せよ〜タイを知らずしてアセアン進出の成功なし〜」と題したタイ進出セミナーを実施した。
登壇した本誌編集長の北川宏は、ASEAN経済共同体(AEC)発足後、マーケットとして将来性を期待されるCLM(カンボジア、ラオス、ミャンマー)の現状を説明。その上で、「注目されるCLMだが、マーケットとして未成熟であり、すでに消費財や資材などは、タイ企業が進出済み。今後は、サービス業の進出が加速するかもしれないが、実際には時間がかかる。まずは消費者レベルの高いタイで、しっかりとしたビジネスプランを確立してからの展開が望ましい」と話した。
事前予約制となった同セミナーには、タイ進出(販路開拓)を検討する約80人が出席。日本では触れられない、生の声に聞き入った。今年で3回目となった同イベントは、アウトバウンド、インバウンド、アウトソーシングの3つのゾーンに分かれ、約50社が出展。2日間で2000人以上が来場した。
11/2 タイ現地法人30周年パーティー
日新電機
日新電機タイは2日、創立30周年パーティーをPULLMAN BANGKOKにて開催した。冒頭に、現地法人トップの天海秀樹代表取締役は「30年、大洪水(2011年)で工場が浸水するなど、さまざまな困難があったが乗り越えてこれた。全ては皆様のおかげです」と感謝を述べた。
11/6 タイ1号店、2018年にオープン
ドン・キホーテ
ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を運営するドンキホーテホールディングスは6日、タイ最大手の塗料TOAベンチャー・ホールディング、日本駐車場開発と提携し、バンコク都内に商業施設を開発すると発表した。施設には、ドン・キホーテのタイ1号店のほか、飲食店などが入居し、来年のオープンを目指す。地下3階(駐車場)、地上6階建て、延床面積は2万6777平方メートル。ドン・キホーテはシンガポール1号店を来月開業する予定で、東南アジアでは2カ国目となる。
11/6 アユタヤに新倉庫を建設
住友倉庫
住友倉庫は6日、タイの子会社Rojana Distribution Centerがアユタヤ県のロジャナ工業団地内に新倉庫を建設すると発表した。延床面積は3236平方メートル、2018年5月に完成する。
同社はアユタヤ、バンコク、レムチャバン及びスワンナプーム国際空港に拠点を置き、物流業務全般を取り扱い、アユタヤ地区では3棟の倉庫を所有。新倉庫の追加により、4棟の総面積は約1万6000平方メートルとなる。