【BUSINESS TOPICS in Thailand】CLOSE UP▶鳥取県

経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。

観光プロモーションを“天翠”で開催
タイでの“鳥取”認知度向上・インバウンド狙う

鳥取県は28日、日本食レストラン「天翠」で、「鳥取ツーリズムプロモーションフェア イン バンコク2016」を開催した。旅行関係業者など約20人が出席。増加する訪日タイ人観光客を同県へ呼び込むインバウンドが狙い。
冒頭、県観光交流局・国際観光誘客室の鈴木俊一室長は、「昨年、鳥取県を訪れたタイ人観光客数は、前年の3倍となり、さらなる誘客のため一層PRに力を入れる」と話した。また、7年前からTITF(Thai International Travel Fair)に出展。これまでの旅行業者・メディア向けの視察ツアーの受け入れといった地道なプロモーションが実を結んでいるとした。さらに、鈴木室長は「来県するタイ人観光客は増えているが、昨年の来県者数も、訪日するタイ人全体の1%にすぎない。県の認知度を高め、今以上の誘客を図りたい」と強調した。
イベントは、鳥取県が誇る「食」・「観光(鳥取砂丘)」・「マンガ」をPRの柱に据え、タイのテレビ番組で放送された映像やクイズを交えて県をアピール。日本人にもあまり知られていない鳥取の魅力を伝えた。来場者に振る舞われた食事には、県の名産、紅ズワイを使った酢の物や鳥取和牛オレイン55のすき焼き、県産赤ビーツを原料とするピンク醤油・ピンクカレーといった一風変わった料理も並び、出席者らは舌鼓を打った。

出席した旅行関係業者に向け挨拶をする鈴木室長

出席した旅行関係業者に向け挨拶をする鈴木室長

 

鳥取に関するクイズに答える出席者

鳥取に関するクイズに答える出席者

 

ピンク醤油と共に振る舞われた県産のイカ刺身

ピンク醤油と共に振る舞われた県産のイカ刺身

 


 

09/27 10月から、バンコクで3件の分譲住宅と販売開始
三井不動産

三井不動産は27日、タイの不動産大手アナンダと協業し、バンコクで新たに3物件(2100戸)の分譲住宅の販売を10月から開始すると発表した。これにより、三井不グループによるバンコクでの分譲住宅事業は計12物件(1万100戸)となる。


 

09/28 ドンムアン空港に事務所開設
近鉄エクスプレス

物流大手近鉄エクスプレスは28日、現地法人KWE-Kintetsu World Express (Thailand)が新たにバンコク・ドンムアン空港に空港事務所を開設したと発表した。スワンナプーム空港に次ぎ2ヵ所目。社員8人を配置。同空港には、LCC(ローコストキャリア)が多く就航し、アユタヤ・ナワナコンなど工業団地へのアクセスがよく、周辺工業団地への緊急輸入通関・配送では、スワナプーム空港に比べてアドバンテージが大きいという。


 

09/28 西日本シティ銀と横浜銀が、海外ビジネス支援で提携
西日本シティ銀行

西日本シティ銀行は28日、取引先企業の海外ビジネス支援強化を目的に、横浜銀行と「海外ビジネス支援業務における基本合意書」を締結したと発表した。今後、両行は互いに持つ海外現地情報、海外拠点機能、両行が提携する海外現地銀行などを相互活用するほか、各種セミナーを共同開催していくという。


 

09/28 上田プラスチックに融資
国際協力銀行(JBIC)

国際協力銀行(JBIC)は28日、自動車部品やオフィス用品等向けプラスチック成形品を製造・販売する上田プラスチック(長野県上田市)のタイ現地法人UEDA PLASTIC (THAILAND)との間で、840万バーツの貸付契約を締結したと発表した。

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