経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。
2月1日から提供開始
個人向けリアルタイム通訳サービス
タイ国内でベリーモバイル携帯事業を展開するa2network (Thailand)は、国際通信事業者のブラステル株式会社と提携し、スマートフォンアプリで英語・中国語・韓国語・タイ語の4言語にリアルタイム通訳できる「J-TALK BRASTEL(ジェイトーク・ブラステル)」を、2月1日から提供している。
スマートフォン画面内の通訳者に直接通訳してもらいたい内容を伝えるだけで、簡単に3者間通訳を実現できる個人向けリアルタイム通訳サービス。タイ在住の日本人および、日本人の海外渡航者の「コミュニケーションがとれない…」といった悩みを解決する。
利用するには、スマホで同アプリを無料ダウンロード後、ベリーモバイルが配布するブラステルカード裏面記載のアクセスコードでログイン。同カードにサービス利用に必要な金額がチャージされていれば、プラン代金の決済後、その場ですぐに通訳サービスを利用できるという。
無料アプリのため、維持費は無料。使った分だけプリペイドのチャージ分から消費される完全従量制の料金体系。同社代表の伊藤大己MDは「料金体系は4種類で、通訳者を介した個人向けサービスにおいて業界最安値です。いますぐ通訳者が欲しいというシーンにも気軽に簡単に利用できるような料金設定となっております」と自信を見せる。
2/8 現地法人50周年を機に新コンセプト採用の複合機を発表
富士ゼロックス
富士ゼロックス(タイランド)は8日、現地法人設立50周年を機に、タイ国内で販売する複合機に新コンセプト「Smart Work Gateway(スマートワークゲートウェイ)」を採用すると発表。様々なクラウドデータ保管サービスに対応し、自宅やカフェなど場所を選ばない、多様な働き方を可能にする、新たなオフィスワークの推進がコンセプト。
外出先で受信したデータを、オフィスにある複合機で印刷ができるといった高い利便性が特徴となっている。
2/8 タイでエアコン増産、初年度50万台
パナソニック
パナソニックは8日、急成長するアジアでの家庭用エアコン市場のさらなる事業拡大に向け、生産体制を拡充すると発表した。すでに、冷凍・空調用の熱交換器などを生産している「パナソニック アプライアンス冷機デバイス タイ」の既存建屋を活用し、1月からエアコンの生産を開始しているという。初年度となる17年は約50万台規模の生産を予定する。今後は、需要の増加に応じて規模の拡大を検討していく。
2/9 千代田合成のタイ現法に2,800万B融資
国際協力銀行(JBIC)
国際協力銀行(JBIC)は9日、千代田合成(愛知県)のタイ現地法人CHIYOTA GOSEI (THAILAND)/以下CGTと2,800万バーツの貸し付け契約を結んだと発表した。瀬戸信用金庫との協調融資で、融資総額は4,000万バーツとなる。CGTがタイ中部ラヨーン県で行う自動車部品の製造・販売事業において、工場設備の増設等に充てられる。