タイ芸能界に激震。キングオブロックンローラーが 銃乱射で拘束。薬物疑惑も……。
2018年、最初のタイ芸能スキャンダルが舞い込んだ。90年代〜2000年代に絶大な人気を誇ったタイの人気ロックバンド 「LOSO」のボーカルであるセーク・ローソー氏が、年末に開かれたコンサートで、銃を乱射したというのだ。
しかも、その後の警察の捜査を妨害し、銃を見せて威嚇したというから穏やかではない。
タイロック界の重鎮で、ミリオンセラーを生んだキングオブロックンローラーに何があったのか。
事の発端は、昨年12月29日にさかのぼる。
同氏は、トンブリー王朝のタークシン王の即位250年を記念して開かれたチャリティーコンサートに出演。
ロックスターの登場に会場は大盛り上がり。
すると同氏は歌いながら、おもむろに銃を出し、空と地面に数発打ったというのだ。
すぐに、動画を撮影していた参加者がFacebookに投稿。
瞬く間にシェアされ、話題はタイ全土に広がった。
当然、警察も後日、出動。
同氏の自宅へ向かうも「オレは警察幹部と仲がよく、弁護士が来るまでは絶対に入れない。
入れば銃で撃つ」とまで威嚇。
この行為に警察も強制的に身柄拘束を図り、あえなく御用。
薬物検査で陽性だったというが、これについては「睡眠薬のせいだ」と容疑を否認しているという。
新年早々の大物アーティストのスキャンダル。
ファンだけでなく、多くのタイ国民も固唾を飲んで成り行きを見守っている。