タイ美女代表、惜敗に涙

ミス・ユニバース優勝候補として期待されたタイ代表、 ファイナリスト入りならず。そのワケは?

世界を代表する美の祭典、ミス・ユニバース。

タイは1965年と1988年に優勝を勝ち取っている。

11月27日に米・ラスベガスで開催された今大会には、タイとスウェーデンのハーフ女性、マリアさんが出場した。

13歳でモデルデビューした後に歌手としても活躍し、経歴、美しさ、人格の全てにおいて申し分ないと多方面から高い評価を得ていた。

そんな彼女に29年ぶりの優勝が期待されたが…。

大会の終盤、3名のファイナリストを選出するため選考会が用意した質問は、「あなたの世代に一番重要とされる社会運動とは。

また、それはなぜか」というもの。

マリアさんは緊張のあまり、「最も重要な社会運動は高齢化。

しかし、大切なのは若者たち。

世界を見守る若者たちへの投資が一番必要だと思っています」と、運動と問題を捉え違えたうえに単純な言い間違いなども含め、全く的を射ない回答をしてしまった。

結果は落選。

生放送を見守った視聴者からは、「質問範囲が広すぎた」「よく頑張った」「質問の核心に触れていない。

社会運動の意味を理解していなかったのでは」という応援や批判の声が上がったようだ。

マリアさんは、「ベストを尽くしましたが、期待に応えられず、すみません。

応援に感謝します」と涙ながらに語った。

優勝に輝いたのは、南アフリカ代表のデミリーさん。

外見は内面を映し出す鏡と言われるように、両面が厳しく審査される同大会。

来年のタイ代表の活躍に期待したい。

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