チェックイン、トイレ、タクシー‥‥‥
さまざまな問題が指摘されるタイの空港だが、今回は
発端は、タマサート大学法学部教授によるフェイスブック上の投稿だ。そこには、ドンムアン空港の出入国審査場の大混雑の様子が写されていた。
同教授は、今月4日夜に奥さんを迎えに同空港を訪れたが、入国審査を終えるまでに4時間もかかったという。
同空港で飛行機の着陸が多い時間帯は、午前5〜7時と午後9時。
通常、入国審査には1人に対して最低でも約45秒かかる。
カウンター数は14。
理想を言えば、飛行機から降りる乗客数は1時間に1000人を超えるべきではない。
おそらく、同教授が訪れた時は2000人を超えていたのだろう。
同教授が入国審査官に尋ねたところ、「同時に複数の便が到着したため」だと言う。
だが、飛行機の離発着を管理するタイ空港公社(AOT)は、「空港利用者の出入国審査を管理するタイ入国管理局が、混雑問題に対する対策を前もって準備していないためだ」と、責任を回避。
最終的にAOT側は「ドンムアン空港の出入国審査場のスペースを増やすよう交渉したい。
タイ国民間航空庁(CAAT)からの承認を得られるよう8月中に提案する」と言及。
また、9月以降に同スペースの拡張工事に着手し、1時間に1800人を受け入れられるようカウンターを8つ増やすと述べている。
タイ在住日本人なら、待ってました! と手を打ちたいところだろう。
1日でも早い完成を願う。