今すぐ行きたいおすすめイルミネーションスポットを紹介!
暦のうえでは12月。南国タイでは刺すような寒さはないにせよ、街はどこかクリスマスムード。日本人には不思議な感覚ながらも、暖かい気候のなかイルミネーションを楽しめるのもタイならではのことだ。
バンコクで、イルミネーションスポットといえば、外せないのはラチャプラソン交差点周辺。今年はラチャプラソン交差点からプルンチット周辺までライトアップが楽しめる。セントラルワールド、Zen、セントラル・チットロムとセントラル・エンバシーでは「Universe of Happiness」というテーマでキャンペーンを実施。
セントラルワールド前広場には、高さ30メートルの東南アジア一のツリーが登場し、宇宙服を着た巨大なスヌーピーと2000体の小さなスヌーピーがそのまわりを埋める。Zen館内には高さ10メートルのブロンズカラーのクリスマスツリーがお目見え。今年完成した話題のセントラル・エンバシーでは、LED電球のツリーと音楽のコラボ「ライト・アンド・サウンド」が催される。
また、サイアムパラゴン前広場にも巨大ツリーが飾られ、買い物客が足を止め、記念撮影をしている姿がよく見られる。
さらに、ホテルも見逃せない。BTSラチャダムリ駅で下車し、フォーシーズンズ、ペニンシュラ・プラザ、さらにグランド・ハイアット・エラワン、インターコンチネンタルへと、有名ホテルのデコレーションを見て回れる。特別な人とディナーを楽しみながら、いつもと違うラグジュアリーな時間を過ごすのもいいだろう。
クリスマスもさることながら、タイ人にとって大切なのは、5日のプミポン国王生誕87周年記念日。国民に尊敬され、愛されている国王の誕生日を祝うため、毎年11月末ごろから王宮周辺がイルミネーションで彩られる。
サーン・ラックムアン交差点から王宮前広場、エメラルド寺院、ラチャダムヌーン通り、パンファー橋、ラマ5世騎馬像の広場、アナンタサマーコム宮殿付近まで、華やかにライトアップされ、お祝いムードに沸く。5日の夜には王宮前広場付近でキャンドルライト・セレモニーや、花火も打ち上げられるという。
雨季が終わり、過ごしやすいベストシーズン。大切な人や家族と、バンコクのイルミネーションを満喫してみてはいかがだろう。