托鉢の代わりにタンブン。気分もスッキリ!
多くのタイ人は功徳(タンブン)をするのが好きです。仏教徒であれば、早朝午前5時〜8時頃まで、托鉢僧にお金や食事、服や薬などを提供し、路上生活者にも寄付をします。 しかし、時代の変化にともない、托鉢の代わりに、定期的にお寺にタンブンをしに行くようになりました。托鉢同様、寄付をするわけですが、その方法はお寺によっても違います。例えば、身寄りがない人の棺桶を購入するための寄付、売られてしまう牛を助けるための寄付、お寺の管理費としての寄付などもあれば、小動物を自然に還す行為も人気です。 動物を助けたり、寄付する行為自体が、来世のためになるわけですが、タンブンは心にもいい影響を与えてくれます。以前、日本人の方が「お寺にお参りに行くと、心がスッキリする」と言っていましたが、まさに同じ! ストレスが溜まっているとき、悩みがあるとき、タンブンをすることで解消します。タイ人にとって、タンブンは心の拠りどころでもあるのです。 もしタンブンをしたければ、平日の午後1時〜5時までがおすすめ。場所によっても変わりますが、有名なお寺は、土日・祝日は人でいっぱい。みなさんもぜひ一度、心をスッキリさせるために、お寺へ行ってみませんか?