プンが行く!!
VOL.28 : 国王陛下追悼で37万人が大合唱

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タイ国民が一つになった日

13日に崩御されたプミポン国王陛下を追悼するため、王宮前広場で22日、約37万人を超える人々が集い行われた国王賛歌の大合唱に参加してきました。当日は、サンセーン・プラバラミー(タイ王室歌)のプロモーションビデオの撮影も13時と22時の2回実施。撮影は、王族でありながら、タイで有名な映画監督のチャートリー殿下が監督。音楽は、管弦楽団「Siam Philharmonic Orchestra」が担当し、100人の合唱隊も参加。それに集った国民を加えた大合唱の映像は、全国の映画館とテレビで使用されるのです。  王宮へ向かう道や運河は、人で大渋滞。やっとの思いでたどり着いた王宮は、すでに真っ黒に染まっていました。待機中は、強い日差しと暑さが襲いかかりますが、皆が国王への敬愛の意思を歌で伝えようと耐えています。撮影スタートの合図は、サンセーン・プラバラミーの演奏です。賑やかだった周囲は、一気に静まり返り、皆で一斉に王室歌を口ずさみます。隣の女性は、国王陛下の写真を持ち、王室歌を歌いながら涙を浮かべ、周囲もつられるように涙を堪えながら王室歌を続けていました。国王への気持ちが皆と一つになったことに感動して、一生忘れられない思い出となりました。

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