観光地として蘇った、かつての貿易港
11月3日に公開されたばかりの新名所「Lhong1919」。チャオプラヤー川沿いのクロンサン区内にあり、ラマ4世の統治時代(1851〜1868年)には貿易港として名を馳せました。当時はタイ、中国間貿易の黄金時代と言われましたが、社会の発展とともに貿易は廃れていきました。
今はとある中華系タイ人が土地を所有していますが、当時の様子を後世に伝えるため、観光スポットとして再生させたそう。改修は、当時描かれた壁画や建物の傷などをできるだけ残しながら進められました。敷地内ではタイと中国文化が融合した雰囲気を楽しめるだけでなく、レストランやカフェ、デザイナーたちによるグッズショップも出店しています。
チャオプラヤー・エクスプレスのサトーン船着き場、またはシー・プラヤ船着き場から無料のシャトルボートが出ていますので、ぜひ足を運んでみてください。