バンラムプー地区の昔の姿を留めた博物館
王族も住まう由緒正しい土地、ラッタナコーシン島。島を囲むバンラムプー運河沿いの、生活様式や文化を学べる「ピピット・バンラムプーミュージアム」をご紹介します。
同博物館は、タイで最初に作られた印刷所、「クルサパー印刷所」を再利用したもの。財務局が改修を行ない、2000年に芸術局によってタイ旧跡に登録されました。
館内は6つのエリアに分けられ、若き日のシリキット王妃の写真、バンラムプー運河の歴史、昔の印刷技術などが展示されています。あらゆる人が楽しめるようユニバーサル・デザインが採用されており、日本語をはじめ、中国語、フランス語など7カ国語で展示されているので外国人も充分楽しむことができますよ。
王宮を守るために作られたかつての防衛拠点「プラスメーン要塞」も近くにありますので、併せて足を運んでみてください。