1930年代の邸宅にタイムスリップ
ジャルンクルン・ソイ43沿いにたたずむ「バンコク・フォーク・ミュージアム」。1937年に建てられた上流階級の邸宅をそのままミュージアムにした館内には、使用していた家具や小物が飾られており、当時のライフスタイルを垣間見ることができます。
木造2階建ての“バンヤ―スタイル”という切り妻屋根のタイ伝統建築が印象的な建物の内部は、上流階級の間で流行していたスタイル。アールデコ調のアンティーク家具をはじめ、ピアノやテレビ、さらには1800年代のクリスタルボトルやワイングラスなど、当時の一般の人々にはとても手が届かない代物ばかりがズラリ。窓からそよぐ心地良い風に吹かれていると、まるでタイムスリップしたかのよう。緑豊かな敷地内には別棟もあり、都会の喧騒を離れ、ゆっくりした時間を過ごすことができます。バンコクで穴場のミュージアムに、ぜひ足を運んでみてください。