バンコク都民の足「BTS」で使うだけじゃない。
ラビットカードの知られざる利用方法を紹介。
空飛ぶ電車「スカイトレイン(通称:BTS)」。バンコクで生活するには欠かせない交通手段の一つで、タイ語では「ロットファイファー」と呼ぶのだそうだ。
そんな、庶民の足BTSをより便利にさせているのが、ご存知「ラビットカード」。改札口にあるカード読み取り部に、ピッ!とタッチするだけで、改札をスイスイ通ることができる便利なカードだ。
全ての駅で購入でき、1枚300バーツ(預かり金50バーツ、カード代150バーツ、入金100バーツ)。
入金、いわゆるチャージは改札横の駅窓口で行い、上限額は4000バーツ。
また、カードには通常のチャージ式とは別に30日間有効の30−Daysカードがあるのをご存知だろうか。これは、回数内であれば距離に関係なく、料金一律で乗車できるいわば定期券と回数券を併せたようなサービス。例えば、375バーツのカードは、乗車は15回と限られているものの、何駅乗っても1回25バーツ。ちなみに、ラビットカードは日本のスイカやパスモと一緒で、提携しているお店であれば、支払いにも使える。
さらに、ラビットカードの真骨頂と言えるのが「キャロット・リワード」なるサービスだろう。
お手元のカードの裏面上部を見てほしい。そこに記載されている13桁のコードを専用サイトに登録するだけで、次回から100バーツ以上を入金または提携ショップで支払うたびに1ポイントが付与される。貯まったポイントは、毎月メールで送られてくる情報内の商品と交換するか、駅構内に設置されている「キャロット・クーポン・マシン」でさまざまな割引クーポン券と交換できるという。
しかも、貯めたポイントはクーポン以外にも、電車に乗るためのチャージ金額として交換できるというウルトラCまで備えているというから、まさに至れり尽くせりのカード。
とはいえ、少々、過剰なサービスだったのか?