日本の素麺に似た麺にカレーをかけ、千切りキャベツやもやしなどを混ぜて食べる料理「カノムチーン」。
これは日本語訳すると「中華菓子」という意味です。
山岳少数民族であるモン族の食文化を研究している研究者によると、この料理はもともとモン族が食べていたものが起源で、モン語の「カノムチン」が語源になっているそう。
モン語で「カノム」は「固まっている状態」で、「チン」は「煮えている状態」を表しています。
つまり、タイ語の「中華菓子」と発音がたまたま似ているだけで、語源はまったく異なるというのが真相です。
皆様からの質問をメールで受け付けております。件名に「おしえてタイランド」と明記し、info@wisebk.comまでお送りください。