タイのお寺では、木の下に壊れた古い仏像がよく置かれています。
これらの多くは寺院はでなく、一般家庭から持ちこまれたものです。
なぜなら、タイ人は昔から家の中に壊れたもの、特に神仏像といった神聖視される壊れたものをそのまま置いておくと、悪いことが起こると信じられているからです。
壊れたもの、たとえば、鏡、くしなどでも悪運を呼ぶと考えており、家にあるだけで家庭内ゲンカの原因になりかねません。
しかし、仏像を普通にゴミ箱に捨てることに対しては、罪悪感を感じるため、寺院の木の下に置くことにより手放すのです。
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