タイで住宅街を歩いていると、軒先に国旗が掲げられており、その隣には黄色の旗がたなびいていることがあります。
この黄色の旗はサンスクリット語で「ダルマチャクラ(dharma-chakra)」と呼ばれる仏教旗で、祭事や仏教の日に飾られます。
ダルマは「法」の意で、仏様の教えを表しています。
チャクラは古代インドの王が持っていた車輪型の法具「法輪」のことで、この黄色の旗の中央にも赤色で描かれています。
王がこの法輪を転がして敵を撃破するように、仏様の説法も私たちの迷いを打ち消し、正しい道へ導いてくださるという意味が込められています。
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