経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。
アマタシティチョンブリー工業団地
新倉庫オープン式典を開催
日本通運グループの日通ロジスティクスタイランドがタイ東部チョンブリー県のアマタシティチョンブリー工業団地(旧アマタナコン工業団地)に大型倉庫「アマタシティチョンブリ・ロジスティクスセンター」をこのほどオープンさせ、17日、関係者約200人が集まる中、同倉庫内で開所式が行われた。稼働は8月中旬。
新倉庫は、敷地面積7万2064㎡、倉庫面積2万9917㎡。鉄筋鉄骨構造の平屋(一部2階建て)で、高床ホーム、両面接車バース、ドックレベラー(片側30基)、コンテナヤードを備えている。
開所式では、日本通運の齋藤充社長が「タイはASEAN物流の拠点であり、同センターの可動により、日通グループとしてさらなる総合物流サービスを提供できる」と挨拶。続いて、同倉庫がタイ政府が推し進める東部経済回廊(EEC)構想の重要地域にあることから、来賓として出席したEECのタサニー副事務局長は「タイは、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムと中国の一部を含むGMS経済圏の中心。同センターがクロスボーダーの推進に寄与するでしょう」と期待した。さらに、在タイ日本大使館の関口昇公使(経済部)からは「同社は、越境交通協定(CBTA)に基づく相互乗入ライセンス(ミャンマーを除く)を日系企業で最多取得しています。国際間物流面で大いに活躍してほしい」とエールを送った。
2万9917㎡を誇る新倉庫
7/14 マンゴーセミナー、8月10・25日で再び開催
美林開発
旅行業と不動産開発を営む美林開発(三重県津市)は7月14日、自社で管理・運営を進めるチェンマイのマンゴー農園で収穫した、新種のお披露目とマンゴーの木のオーナー制度の説明会を兼ねたセミナーを週刊ワイズオフィスで開催した。当日は、午前・午後の2回で約60人が参加し、当日募集した限定50本のプレセールが完売。好評につき、8月10日・25日の2日間で、再度開催が決定。詳細は、次週の週刊ワイズで告知する。
ワイズセミナーの様子
7/18 上田工業タイ法人に1,400万B貸し付け
国際協力銀行(JBIC)
国際協力銀行(JBIC)は18日、自動車部品メーカーの上田工業(愛知県)のタイ現地法人JPモールドと1,400万バーツの貸し付け契約を締結したと発表した。名古屋銀行などとの協調融資で、融資総額は8,400万バーツ。JPモールドは、パトゥムターニー県の拠点に工場を新設するという。
7/18 6月の訪日タイ人、42%増の7.3万人
日本政府観光局(JNTO)
日本政府観光局(JNTO)は18日、6月の訪日タイ人旅行者数が前年同月比42.2%増の7万3600人で、6月の過去最高を更新したと発表した。これで、1~6月の累計は前年同期比14.3%増の60万6700人となった。