タイ人妊婦のお腹を見ると、何を留めるわけでもないのに服に小さな安全ピンが付いていることに気がつくでしょう。
タイでは昔から「流産を防ぐため」「赤ちゃんに幽霊が取り憑かないように」などの願いを込めて、妊婦が外出時に安全ピンを付ける風習があります。
これは日本の「マタニティマーク」のように周囲の配慮を呼びかける役割がある他、妊婦自身がお腹に気をつけながら日常生活を送ることにも役立つのだとか。
公共交通機関などで安全ピンを付けている女性を見かけたら、ぜひ席を譲ってあげましょう。
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