「チョンカベーン」とは、アユタヤ王朝時代から続く伝統的なズボンのこと。
もともとは1枚の長い布を腰に巻いて仕立てたもので、19世紀後半のラマ5世の治世に現在のようにシャツと合わせて着るようになったとされています。
近代化を目指す政府の方針により、1935年に日常的な着用を禁止されたチョンカベーン。
しかし今でも結婚式など慶事の正装として親しまれ、先月、69年ぶりに行われた戴冠式でもワチラロンコン国王をはじめとするパレード隊が着用。
その絢爛豪華な姿に、国民の熱い視線が集まりました。
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