今、労働者を求めている業界をランキング また今後求められるスキルは一体何なのか
タイで人気のリクルートウェブサイト「JobThai」は、上半期の累計登録者が同期前年比で11%上昇。現在サイト利用者は1000万人以上で、登録者は前年同期より25%増え、90万人となった。
同社によると、2019年上半期で最も求職したのは25〜34歳で全体の58.7%を占めた。
業種別ランキングでは「飲食業」がトップ。
入国ビザの緩和により、観光スポットなどの飲食店が増えたことが要因とみられる。
2位には政府政策の東部経済回廊により「自動車産業」がランクイン。
3位以降は「サービス業」、「建築業」、「小売業」と続く。
同社セーンドゥアンCOOは、「求人数は政府の経済政策に大きく関係している。
現在の労働者は将来のタイ経済発展の重要な力だ」と話している。
一方、アメリカ系リクルート会社「マンパワーグループ」が行った人材技術の開発研究によると、ITの発展によりデジタル・ロボット化が進んでいるとした。
今後はこれらをコントロールできる技術者の存在が欠かせなく近い将来、IT技術者の需要が確実に伸びると予想される。
また、今ある企業がITエンジニアを5倍に増やすことで、製造業などの分野で機械化が進み、労働者数は大幅に減ると予測している。
時代によって求められる能力は変化する。
これに対応できる人材になることが、生きていく上で重要になっていくだろう。