日本オリンピックミュージアムは神宮球場すぐそば
第8回
再び東京オリンピックのメッカへ
外苑前というと、ちょっとお洒落なカフェがあったり、神宮球場やラグビー場があったりと、イベントでもなければそれほど人出が多い場所ではない。
ところが来年の東京オリンピック開催を前にして、霞ヶ丘に新国立競技場ができるだけではなく、外苑前そのものがオリンピックのメッカとして再生されようとしている感がある。
日本オリンピックミュージアムは、9月14日、神宮球場そばのジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエアの1・2階にオープンする。
ここは、なんとJOCと一般の市民が接する初の常設施設。
アスリートたちが不定期で同所を訪れ、自分の体験を子どもたちに伝えるなど、オリンピックの“熱”を伝える絶好の機会を提供するという。
そしてぜひ見にいってみたいのが、グランドオープン企画(12月25日まで)でもある過去大会のリレートーチの展示。
東京オリンピック・パラリンピックのメダルと共に、聖火リレーのトーチやスポーツピクトグラムの展示だ。
ここへ出かければ、半世紀を超えて東京へ戻って来たオリンピックのだいご味を感じることができるだろう。
そして外苑前は、再び東京オリンピックのメッカとなる。